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【報文】富山県におけるマミズクラゲの出現記録

マミズクラゲは淡水クラゲ目ハナガサクラゲ科に属し,無性生殖するポリプ世代と有性生殖するクラゲ世代をもち,生活史の大部分を1mm 以下のポリプの状態で生活し,クラゲ世代は傘径約 20 ㎜で無色半透明の小型のクラゲである.富山県では 1946 年に富山市石金,不二越工場内のコンクリート貯水槽で発見された.その後富山市内の浴場貯水槽,1948 年には富大文理学部(当時は蓮町)北側にあるコンクリート貯水槽で相次いで発見され,1954 年夏に魚津高校の当時使用されていなかった水泳プールから 30 数個体が確認された.このほか富山市大広田,井波,福野,高岡古城公園,東富山不二越工場舎宅の水槽に多数発生した.しかし,それ以降の正式な報告が見当たらない.今回,富山県内において 2010~2020 年の 10年間に,計4か所の池やため池でマミズクラゲを発見したので報告する.

【著者名】不破光大・稲村 修(魚津水族館)
【題 名】富山県におけるマミズクラゲの出現記録
【雑誌名】魚津水族博物館年報 第31号 
https://www.uozu-aquarium.jp/report/document/2021mamizu.pdf

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